【予備校講師】Kenさんのお仕事レポート

未来の私

ホーム >> 【予備校講師】Kenさんのお仕事レポート

ハンドルネーム

Ken

性別

男性

年齢

65歳

都道府県

長崎県

職業

予備校講師

仕事内容

予備校講師として大学受験生に数学を指導すること、及びそのためのテキストそして模擬試験の問題を作成することが私の仕事でした。

その仕事に就くために必要なもの(資格・学歴等)

特に資格というものは必要ありませんが、大卒という学歴は必要だったのではないかと思います。
ただし、このことを実際に確かめた訳ではありません。たぶん・・・ということです。

その仕事に就くのに苦労したこと

それまでの経験を問われただけで、就くのに苦労した記憶はありません。
本当の苦労はその仕事に就いたあと始まります。

1日の主なスケジュール

1.当然ですが、担当授業が始まる前に校舎に入ります。
担当授業が1限目から始まる場合は9:00までに、2限目から始まる場合は10:50までに・・・という具合です。

2.自分の担当授業が終われば、特別なことがない限り校舎を出て自由に行動できます。
しかし生徒から質問がある場合は、当然フォローをすることになります。

その他、会議等が設定されているときは、当然出席します。

年収

講師によって大きく異なります。年度によっても変動します。私の場合は、ざっと800万円くらいでした。

職場の平均年齢

35歳くらい

魅力、やりがい

生徒を希望大学に合格させることが講師に求められる一番の使命です。
その目標を達成するために我々は必死になり、ときに生徒を励まし、ときに叱り、ときに慰めます。
達成できたときは生徒と喜びを共有します。
生徒のみならず、そのときが我々講師にとっても最も嬉しい瞬間です。
そういう瞬間を味わうことできることがこの仕事の魅力であり、同時にやりがいです。
しかし、すべての生徒がそういう嬉しい瞬間を味わえるとは限らず悲しい結果に涙します。
そのときは講師も同様に悲しみを共有しなければならず、そのときがこの仕事のもっとも辛いときです。

大変なこと、苦労したこと

予備校講師の仕事は授業を担当するだけではありません。
授業で使うテキストの作成、模擬試験の問題作成、実施された入試問題の解答速報の作成・・・等々、多岐にわたります。
特に、全国規模で展開している大手予備校の場合は、テキスト作成のための会議を1箇所で開き、遠方の講師は会議が行われる都市まで出向かねばなりません。
例えば、東京で会議があれば、福岡の校舎で働いている講師は東京まで出向かねばなりません。
授業を担当しながら・・・です。
従って、早朝5時に起き、朝一の飛行機に乗って東京に赴き、最終の飛行機で戻り帰宅は夜の9時を回り、翌朝1限目から授業に出る・・・といったことが日常的にあります。
楽な仕事はない・・・と言われますが、予備校講師も決して楽な仕事ではありません。

その職業の将来性について自分が思うこと

受験生があっての予備校です。
受験生がいないところにこの仕事は成立しません。
受験生の数が増加する時代に限れば将来性があると言えますが、受験生の数が減少する時代には将来性のない仕事になります。
私が予備校講師として勤めた時代は、いわゆる第二次ベビーブームと呼ばれた時代の子供達が大学受験期を迎えた頃で、校舎はどこも生徒で一杯でした。
仕事はいくらでもありました。
講師は引っ張りダコでした。
仕事が多く大変で体も消耗しましたが、その分お金も稼ぎました。
しかし、今は違います。
予備校に限らず、学校という学校は生徒数が減少しています。
この事態をどう評価すればよいのでしょう。
楽だけど、やはり今は将来性はないと言えるのでしょうね・・・。
なんとも複雑な気持ちです。

ここだけの話(裏話等)

予備校講師の評価は予備校に来た受験生が行います。
我々は受験生から評価される立場にあったのです。
その評価で我々の給料が決まっていたのです。
そういう意味で、悲しいかな予備校講師は受験生に頭が上がらない存在・・・と言うことができます。
大ぴらには言えませんが・・・。

その職業を目指している方にメッセージを!

おおっぴらには申し上げにくいことですが、今の時代に予備校講師を目指す人に出会えば「やめておき・・・」と言うでしょう。
我々の時代でさえ、ある意味で生徒に頭の上がらない存在でしたが、今はもっと惨めでしょう。
待遇だって、我々の時代とは大違いです。
運営サイドと講師の力関係においても、以前とはまったく逆でしょう。
我々の時代は、講師が経営サイドに大いに意見することが可能でした。
講師が不足の時代、講師をたった1人失うことさえ予備校サイドには痛手でしたから。
次の第3次ベビーブームの子供達が受験期を迎えるまで、この仕事に将来性はありません。

関連お仕事(教育・保育・研究系)