【小学校教諭】うつうつさんのお仕事レポート

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ハンドルネーム

うつうつ

性別

男性

年齢

54歳

都道府県

兵庫県

職業

小学校教諭

仕事内容

学級担任としての仕事全般
詳しく言えば、日々の授業・児童同士の人間関係の構築・問題行動に対する対処・親の不安に対するカウンセリング・役所から依頼される書類の作成など、多岐に及ぶ仕事があります。
清掃指導や給食の指導なども含まれます。

その仕事に就くために必要なもの(資格・学歴等)

小学校教員免許(教員養成系大学だけでなくても何とかなることもあります)
各都道府県における、教職員採用試験に合格すること

その仕事に就くのに苦労したこと

とにかく、免許の取れる大学に入って単位をきちんととり、卒業する事
教員採用試験に対しての、試験勉強。

1日の主なスケジュール

朝は8時前から登校、今日の授業で使う教材を印刷したり、教室の環境整備。
朝の登校・あいさつ指導
児童が下校するまではとにかく授業と児童との交流。
時には休み時間も子供たちと運動場で走りまわる。

給食指導、清掃指導
下校後は、今日の授業で使ったテストやノートのチェック、採点。
教室の環境整備(掲示物を張り替えたり、掃除をし直したり)
外部から問題行動についての電話があると緊急出動、その後親が帰ってくるのを待っての指導や話し合いがある日もよくあります。
とにかく「イレギュラー」な仕事が急に舞い込んでくることが多く、なかなか提示に学校を出るという事は難しい。
また定時に学校に出ても、呼び戻される可能性もありました。

年収

公務員なので固定給。
年によって確実に上がっていく。
40歳程度では400万以上というところでしょうか・・・。

職場の平均年齢

赴任校によって大きな差があります。
40代でも下から数えた方が速い学校もあれば、20代の若い人がほとんどという学校もあります。
その点で言えば、バランスは取れていません。

魅力、やりがい

子供たちの「わかった」「できた」「うまくいった」「今日は楽しかった」という一言や、はたから見て見ていてみんなが何気なく誰かを助けているという姿がすべての原動力です。
そんな一言を聞くため、むもっと言えば、問題を解いてこちらが゜をしたときに見せてくれる「にこっ」とした笑顔のために必死になって教え方を考えたり、専門書を読んだり、明日の授業を面白くするための資料を探したりという膨大な時間を使っているのが現実です。

大変なこと、苦労したこと

やはり「教師」よりも「家庭」の影響力の大きさは計り知れないものがあります。
どんなにこちらが正論を言っても「どうせ家ではそんな風には扱ってもらえない」というように「自己肯定感」が低い児童が多いのもまた、現実です。
貧困からくる、「目先の楽しさだけを追って、お金ばかりを使って問題をおこす」ことも増えています。

どんなにこちらがじっくり話をしても「家」へ帰ると厳しい現実が待っている、それを背負って毎日学校へきているというのが今の子供たちの問題です。
時折「教師の無力さ」というものを感じました。

その職業の将来性について自分が思うこと

これから先、「貧困」や「格差」という事が続くようであればねより子供たち自身がしんどい事情を抱えて学校へ来るようになり、そのイライラのやり場に困り、友達同士や社会に対しての問題行動を起こすことが増えることも考えられます。

それでもやはりじっくのーりと子供たちに寄り添っていて最後の西湖背に見せてくれる「笑顔」や「やった」の一言がすべてのしんどさ以上の喜びを感じさせてくれるのもまた事実です。
ただし、そこまで自分が子ども達と一緒に「心を折る」ことなく頑張れるかどうかが、一番の問題です。

ここだけの話(裏話等)

実は私は数年前についに心が折れ「うつ」となって退職をしました。
今になって考えれば「もう少し我慢して続けていれば好転したかもしれない」という後悔もないわけではありません。
ただ教師という仕事は、「担任ができる」という事が絶対条件で、「いろいろな仕事があってしんどいときはこの仕事をしながら復帰をまつ」というようなことができません。
もし、学校内で「学力的にしんどい子供たち数人を相手に、ゆっくりその子たちのペースに合わせて学習を見る」というような役職があったのならば自分も辞めずに済んだのかもしれません。
とにかく「学級を持つ」という事はいついかなる時に、どんなイレギュラーな事件が起こっても対応することができるという心構えが必要だという事です。

その職業を目指している方にメッセージを!

教師という仕事には「おわり」というものがありません。
もちろん「提出書類の期限」や「一年間」という事はあります。
しかし日々の授業に対して「この準備で100%大丈夫」などという事はなく、やろうとおもおばどこまでも勉強をし続け、資料を探し続け、自分で教材を作り続けるという覚悟が必要です。
また、どこかで「今回はこれでやってみよう」という割り切りや、うまくいかなくても「また明日、新しい方法を考えてみよう」というあっけらかんとした部分も必要です。
「勤勉な真面目さとあっけらかんとした明るさ」を持ち続けるのはなかなか人によっては難しいもので、どうしても煮詰まってしまって倒れたり、あっけらかん過ぎてクラスが無崩れたりすることもあります。

どうか無理なく「長い目」で子供たちと付き合える強さと明るさを持ってほしいと思います。

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